公開日:2022年4月7日/更新日:2022年4月8日
監修:遠藤まなみ(ラポール横浜代表)

婚活のプロローグ


学生時代からお付き合いしていた方との結婚が叶わず、その経験がトラウマとなり、ずっと悩み続けていたY様。

仕事中心の生活で気がつけば40代に。

過去のトラウマを何とか乗り越え、結婚をしたいという強い願いから婚活をスタート。

アプリや街コンでの多くの失敗にくじけることなく、結婚相談所に入会し、日々日記をつけるなどの努力を続けていました。

活動開始から約7ヶ月、パートナーとの出会いから約5ヶ月でご成婚となりました。
※本文は実際のものをそのまま記載しています。
※画像はイメージです。

婚活を始めた経緯


学生時代から20代の終わりまで、10年近くずっとお付き合いしていた人がいました。

もちろん私は結婚を視野に入れてお付き合いしていましたし、その彼とは3年くらい同棲もしていました。

しかし最終的に結婚には至らずお別れとなりました。

そのことがトラウマとなり、恋愛から遠ざかるように仕事優先で生きるようになっていました。

それから数年が経ち30代半ばになると、友人や職場の人たちが次々に結婚が決まり皆とても幸せそうでした。

そんな姿を見ながら、自分も結婚して好きな人と温かくて明るい家庭を築いていきたいと思うようになりました。

ただ過去のトラウマもあり、なかなか行動に移せないまま時間だけが過ぎ、気がつけば40代になっていました。

その頃から、両親も高齢なので、子供は無理でもせめて結婚だけはしたいと強く思うようになり婚活をしてみようと思いました。

結婚相手としてどんなパートナーを探していたか?


実はこちらの結婚相談所に入る前に、別の結婚相談所に入っていました。

また婚活をはじめた最初の頃は、出会いを求めてアプリや街コンにも参加していました。

ところがアプリや街コンは結婚に繋がる出会いがなく、出会っても直ぐに連絡が取れなくなったり、自然消滅したりと、交際を続けるのは私にとって向かないと分かりました。

そこで結婚相談所の方が自分に合っているかもと思い、なんとなく良さそうな所に入会しました。

しっかりと調査しなかった私自身が悪いのですが、その相談所は希望する年齢の方が少ない、年上の方ばかりで、サポートやフォローもなかったので上手く行きませんでした。

そこで友人に紹介され、会員数が多くて身元がしっかりしているこちらの相談所に入会することにしました。

お相手については、できればあまり年が離れていない方、でも会う前から色々と考えすぎずに、会ってから考えるようにしようと思っていました。

実際にどんなお相手に出会うことができたか?


色々な方の写真やプロフィールを見る中で、「素敵な感じの人だなぁ」と思った人が何人かいました。

思い切って自分の方からお見合いの申し込みをしたのですが、その中の一人の男性とお見合いをすることが決まりました。

最初はオンラインでのお見合いでした。

画面越しでしたが、とても緊張していたのをよく覚えています。

彼は私より2歳年上で、写真の通り誠実で優しそうな感じの男性でした。

はじめはお互い緊張していましたが、最後まで笑顔で会話ができたことがとても嬉しかったです。

その後実際に会った時も、写真通りの印象で、落ち着いた話し方と相手への配慮を持ち合わせた、変に飾ることもない素敵な感じの人だと思いました。

どのようにお付き合いして愛を深めていったか?


プロフィールを見て、お見合いの申し込みをした時から素敵な人だと思っていたので、お付き合いが始まってからも彼のことをどんどん好きになっていきました。

彼は県外に住んでいるので基本的には遠距離恋愛でしたが、彼が自営業なので休日を合わせてくれて、毎週のように私に会いに来てくれました。

デートは2人でドライブすることが多かったと思います。

目的地に到着するまでの彼との会話がとても楽しく、彼が帰る時はとても寂しくなり、「いつも素の自分でいられる、こんな彼と一緒になれたらいいなぁ」と思うようになっていました。

遠距離恋愛という環境の中で、でお互いの愛を深めていけたのは、私のために沢山の時間を費やしてくれた彼の優しさだと思っています。

自分の気持ちをパートナーへいつどのように伝えたか?


プロポーズは彼の運転する車の中でした。

お付き合いするようになってから5ヶ月くらいだったと思います。

いつものようにドライブデートしていた時、彼が私の好きな曲をかけてくれて、突然後ろの座席からサッと赤いバラの花束を持ち出して「僕と結婚して下さい、一生大切にします」と言ってくれました。

いつものドライブデートだったので本当にびっくりしましたが、緊張しながらストレートに気持ちを伝えてくれた彼の言葉が嬉しくて、泣きながら「もちろん!よろしくお願いします」と返事するのが精一杯でした。

彼が準備してくれていた108本の赤いバラの花束には「結婚してください」という意味が込められていて、108本は「とわ=永遠」という意味があるそうです。

この瞬間、もう過去のトラウマは完全になくなりました。

成婚して今はどんな気持ち、状況か?今までと変わったことは?


彼と結婚してからは、彼の住んでいる街(県外)に引っ越しました。

今は彼が一人で住んでいたマンションに一緒に住んでいる状況ですが、近くもう少し広いマンションに引っ越す予定で、休日には不動産めぐりをしたりしています。

彼と出会えて、結婚できて本当に良かったです。

一人の期間が長かったというのもあるかも知れませんが、夫婦で生活を共にしていくということがこんなに幸せなことなんだと今更ながら分かったような気がします。

もちろん両親も喜んでくれています。

今は彼のために何でもしてあげたい、彼を幸せにしてあげたいという気持ちです。

これから婚活を始めたいと思っている人へのメッセージ


まず婚活を始めるのにタイミングが遅いということは絶対にありません。

年齢を言い訳にしてしまったとしたら前に進むことができなくなります。

私は40歳を過ぎてから婚活をはじめて、アプリや街コンなど失敗を繰り返しながら、最終的に結婚相談所で運命のパートナーと出会い、結婚することが叶いました。

また私は、婚活を始めてから毎日日記をつけるようにしていました。

出会った人、お見合いの感想、デートの感想、反省するべき点など、どうすれば幸せな結婚ができるか?とずっと意識していました。

どのような出会い方でも、運命の人は必ずどこかにいるような気がします。

これから婚活を始めようとしている人は、失敗を恐れず積極的に行動する気持ちを忘れないようにして欲しいと思います。

担当カウンセラーからの感想コメント


Y様がご成婚されたポイントは、

  • 両親は高齢、子供は無理でもせめて結婚だけはしたいと強く思い婚活を始めた。
  • アプリや街コン、サポートなしの結婚相談所の経験を無駄にしなかった。
  • 「素敵な感じの人だなぁ」と思った人に、自分から積極的にアプローチした。
  • 自分のために沢山の時間を費やしてくれた彼に、感謝の気持ちを伝えていた。
  • 婚活を始めてから毎日日記をつけ、幸せな結婚をするために全力を尽くした。

といった点だったと思います。

Y様は過去に学生時代から10年ほどお付き合いした方と結婚までに至らず、それが心の中で深いトラウマとなり、恋愛から逃げていた時期がありました。

友人や職場の人たちが次々に結婚が決まる中、過去のトラウマに苦しんだ時期もあったことと思います。

Y様はとても努力家で、婚活をスタートしてから日記をつけるなど、結婚についてとても真剣に取り組んでいたことが、素敵なパートナーとのご成婚に繋がったのだと思います。

ご成婚、本当におめでとうございます。

これからの長い人生を、2人で仲良く歩んでいかれることを心より願っております。