公開日:2022年4月6日/更新日:2022年4月8日
監修:遠藤まなみ(ラポール横浜代表)

婚活のプロローグ


一度離婚を経験し、お父様の病気をきっかけに地元に戻り、慣れない環境の中で日々介護と仕事に明け暮れていたU様。

お父様がお亡くなりになってからの自分の人生を見つめ直し、家族を持ちたい、子供を授かりたいという強い思いから婚活をスタート。

参加した婚活パーティーでの失敗経験や結婚カウンセラーとの分析などを上手にフィードバックし、活動開始から約10ヶ月、パートナーとの出会いから約6ヶ月でご成婚となりました。
※本文は実際のものをそのまま記載しています。
※画像はイメージです。

婚活を始めた経緯


以前の結婚生活は相手とうまくいかず、結婚してからわずか3年で離婚となりました。

元妻の間に子供はいません。

またそれと同じタイミングで父親が病気になり、それをきっかけに地元に帰ってきました。

当時は父親の介護と不慣れな仕事で忙しい日々を送り、自分のことをゆっくり考えたりする時間もありませんでした。

父が亡くなって約1年、自分の時間も増え改めて将来について考えるようになりました。

自分の本心は、結婚して家族を持ち、どうしても子供を授かりたいという思いがあることに改めて気づきました。

離婚の経験や父親が亡くなったこと、自分の年齢や仕事の状況、そして今後の人生を考えてみた時に、今何もしないと必ず後悔すると思い、婚活をはじめようと思いました。

結婚相手としてどんなパートナーを探していたか?


婚活をはじめようと思った時に、まず婚活パーティーに参加してみるのが一番だと判断して何度か参加しました。

パーティーに参加する人は、独身証明や収入証明、学歴証明などで身元がきちんとしているうえ、結婚に対して真剣に考えていると思っていたからです。

パーティーに参加してカップリングまではいくのですが、相手との温度感が分からず、交際までに発展することはありませんでした。

婚活パーティーを経験して分かったことは、出会いの機会は多いけれど、結婚への真剣度が低かったり、基本的に受け身な方が多かったという印象でした。

やり方を変えてみようと模索する中、担当の方から色々なアドバイスを頂ける結婚相談所が良いと思い入会しました。

お相手については、どんなことでもきちんと話し合える人、そして将来は子供を授かりたいと思っている人を探していました。

実際にどんなお相手に出会うことができたか?


入会してからは、数人と女性とお見合いをして、お付き合いもできたのですが、最終的には成婚までにはなりませんでした。

少し気持ちがネガティブになったこともありましたが、自分の何が良くなかったのかなどを担当の結婚カウンセラーの方と振り返り分析しました。

分析するうちに、控えめで人見知りしやすい女性や、落ち着いた感じの女性を無意識に選んでいる傾向があることに気づきました。

担当の方から「選ぶ相手の方向性を変えてみてはどうでしょうか?」というアドバイスで、今までとは違った視点で別のタイプの女性(明るい、打ち解けやすいなど)を意識するように心掛けました。

その後出会った女性が私のパートナーとなるのですが、彼女は美容師で私と同じく一度離婚を経験していました。

性格はとても明るく、そして何より将来は子供を授かりたいという考えが同じでした。

どのようにお付き合いして愛を深めていったか?


交際に発展してからは、お互いの今までのことや現在のこと、そして将来のことについてたくさん話しました。

彼女はありのままの自分を受け入れてくれて、無理に気負ったり頑張ったりすることもなく、一緒にいると自然に心が落ち着けました。

交際期間は6ヶ月くらいでしたが、何が決め手ということもなく、お互いの価値観や距離感など噛み合い、いつの間にか「この人とずっと一緒にいたい」という感情が自然に湧き出てくるようになりました。

デートは主に横浜が中心で、みなとみらいやランドマークタワー、中華街も2人でよく行ったと思います。

どこに出かけても楽しかった思い出ばかりです。

自分の気持ちをパートナーへいつどのように伝えたか?


今思えば、彼女と出会った時からなんとなく「この人と結婚するんだ」と分かっていたような気がします。

プロポーズは交際してから6ヶ月が過ぎた頃で、夜景の見えるレストランでサプライズをしました。

食事の後、「素敵なレストランだったね」「うん、また来たいね」といった何気ない会話をしながら、私は席を外し(トイレと言って)、レストランのフタッフの方に設定して頂いた別室で、花束と指輪を用意して彼女を待ちました。

その後スタッフに案内され彼女が私のいる別室へ。

彼女はびっくりしたとした表情でしたが、私は「いつもありがとう」「僕と結婚して下さい」とプロポーズしました。

その日は土砂降りで車も大渋滞、レストランに遅れそうになったり、最後までハラハラ・ドキドキの一日でしたが、彼女が大泣きで喜んでくれたことは、私にとって一生の思い出です。

成婚して今はどんな気持ち、状況か?今までと変わったことは?


共に自然体で毎日過ごせていることがとても幸せに感じています。

価値観が似ていることもあって、夫婦の会話の時間は個人的にはとても長いと思っています。

以前の結婚では夫婦でよく話し合うということが出来なかったので、やはり夫婦でたくさんの会話をするということはとても大切なことだと思っています。

たまに口論になったり喧嘩をすることがありますが、ずっと引きずることもなく大体はその日のうちに仲直りしています。

もちろんこれから将来のことや子供のことも話し合っています。

今の幸せをずっと継続していけるよう、彼女と共に人生を歩んでいきたいと思っています。

これから婚活を始めたいと思っている人へのメッセージ


婚活はもちろん、どんなことでもそうだと思いますが、何事もやるかやらないかで迷っているとしたらやった方が良いと思います。

婚活をはじめるのも、お見合いをするのも、交際に進むのも迷うならやる方を選択した方が良いと思います。

私の場合は、最初に婚活パーティーに参加して失敗が続きましたが、たとえ失敗しても、その経験が今後に婚活に必ず活きてくるからです。

また恋愛は多少背伸びして頑張っていくというのは良いと思いますが、結婚となると背伸びし続けていくとほぼ上手く行きません。

だからこそ、ありのままの自分を受け入れてくれる人、自分のかっこ悪い部分を素直に見せられる人と探して欲しいと思います。

私の婚活エピソードが誰かのお役に立てれば嬉しいです。

担当カウンセラーからの感想コメント


U様がご成婚されたポイントは、

  • 今何もしないと必ず後悔すると思い、婚活をはじめようと決心した。
  • 結婚して家族を持ち、子供を授かりたいという明確な思いがあった。
  • 婚活パーティーで失敗し、アドバイスをもらえる結婚相談所に入会した。
  • 結婚カウンセラーのアドバイスを受け入れ、選ぶ相手の方向性を変えた。
  • 知恵を絞り、レストランでのサプライズプロポーズを成功させた。

といった点だったと思います。

U様は一度離婚を経験し、お父様の病気をきっかけに仕事を辞め、地元に戻り転職し、日々お父様の介護と新しい仕事というとても厳しい毎日を送っていたと思われます。

でもそんなU様の強い精神力が、婚活を通じて、お互いの心を通わせる素敵なパートナーとの出会い、ご成婚に繋がったのだと思います。

この度は、ご成婚おめでとうございます。

お2人で幸せな毎日を歩んでいくことを心より願っております。