公開日:2022年3月30日/更新日:2022年4月8日
監修:遠藤まなみ(ラポール横浜代表)

婚活のプロローグ


自立した女性として、仕事も趣味も充実した毎日を送っていたS様。

突然発覚した病気の影響もあり、結婚に対する意識が大きく変わって行く中での婚活スタート。

結婚カウンセラーからの厳しい言葉をポジティブに受け入れ、今までの自分の考え方を改め変えていきました。

自分中心だった考え方から相手を含めての考え方に変えることで、活動開始から約6ヶ月、パートナーとの出会いから2ヶ月でご成婚となりました。
※本文は実際のものをそのまま記載しています。
※画像はイメージです。

婚活を始めた経緯


学生時代はごく普通に恋愛していたと思います。

大学を卒業して就職してから5年ほどが経つと、周りの友人から結婚や出産の報告をもらうことも多くなりました。

でも心の中では「人は人、自分は自分」という考えが強くあり、仕事も趣味も充実した生活だったので、特に結婚を焦ることもありませんでした。

しかし昨年、会社に向かう出勤の途中で倒れ救急車で救急搬送されました。

そして私には不婦人科の病気があることがわかり、生まれて初めての入院、手術を経験しました。

今まで健康であることは当たり前だと思っていましたが、健康や若さは永遠のものではないと思い知らされ、将来がとても不安になりました。

そんな時ふっと「愛する人と結婚して家族を作りたい」と強く思うようになったことが婚活を始めたきっかけです。

結婚相手としてどんなパートナーを探していたか?


婚活はプライベートなことなので、職場に恋愛を持ち込みたくないという考えがありました。

そこでマッチングアプリから婚活をスタートしました。

でもアプリでの婚活は結婚にまで到達することが難しく、挫折を味わい、今までの自信や自己肯定感を失い落ち込んでいました。

でもそんな失敗経験が新しい発想を生み出し、「第三者のアドバイスを受けれれる所」「効果的に婚活ができる所」「地域密着型の出会い」という点から、結婚相談所へ興味を持ち入会を決意しました。

お相手については、面白くて優しい人を探していました。

「結婚して家族を作りたい」と思うようになった時に、イメージしていたのが「笑いの絶えない明るい家族」というものでした。

実際にどんなお相手に出会うことができたか?


婚活をはじめてから4ヶ月の間に数人の方とお見合いをしました。

私の方から積極的に申し込んだこともあったのですが、お付き合いはうまく進まず、中には相手の方から連絡が途絶えてしまうこともありました。

「なぜ相手から連絡が来ないのか?」と自問自答しても仕方ないので、結婚カウンセラーの方に相談したところ、頂いたのはアドバイスではなく「どんな事情があったにせよ、あなた自身もメッセージを送らずにずっと放置していたのですね」「相手を不安にさせているあなたの不誠実な行動も見つめ直す必要があります」という厳しい言葉でした。

その時、自分のことだけを大切にしながら婚活しようとしていた考えを改めようと思いました。

その後一人の男性と出会ったのですが、まさに私がイメージしていた「明るくて優しい男性」でした。

どのようにお付き合いして愛を深めていったか?


彼と初めて会った瞬間の印象は「面白くて優しそうな人」でした。

もちろん私の方から積極的にお見合いを申込みましたが、内心は私に興味を持ってくれるのだろうかと不安でいっぱいでした。

でも彼と話してみると楽しくて面白い話ばかりで、ガチガチに緊張していた私をリラックスさせてくれました。

それからお付き合いするようになったのですが、デートや食事など、いつも私を楽しませようとしてくれる彼の気持ちと優しさがとても嬉しくて、会うたびにどんどん彼に惹かれていきました。

デートは週一回でしたが、ランチしてから色々な場所にドライブに行くのが定番でした。

自分の気持ちをパートナーへいつどのように伝えたか?


交際をはじめて2ヶ月が経った時でした。

いつものように何気ない会話をしながら、ドライブして夕日の綺麗な稲村ヶ崎海岸公園へ。

目の前に江ノ島が見える海岸を2人で歩きながら、彼がいきなり「これからの人生、あなた以上の人と出会うことはないと思っています」「僕と結婚して下さい」と言いました。

私はお見合いで彼とはじめて会った時点で、この人と結婚するかも知れないと思っていました。

また彼とは会話のテンポや面白いと感じるツボなどが自然と合っていて、今まで出会った男性とは違った不思議な居心地の良さを感じていました。

彼のプロポーズに対して何と返事したのか、頭が真っ白になっていたのでよく覚えていませんが、彼に確認してみたところ「はい、素敵なお嫁さんになります」と言っていたそうです。

成婚して今はどんな気持ち、状況か?今までと変わったことは?


毎日とても幸せです。

彼は冗談だけでなく真剣な話もしてくれたり、過去の失敗談、将来の夢や目標などとても前向きな考え方なので、私もポジティブな気持ちで生活できるようになりました。

もともとは婦人科の病気が発見されたところから始めた婚活でしたが、今は自分の人生だけでなく彼のためにも頑張っていきたいと思うようになりました。

また子供は天の神様からの授かりものと言われていますが、この先彼との間に新しい家族が増えてくれたらとても嬉しいです。

これから婚活を始めたいと思っている人へのメッセージ


私は婚活をはじめて4ヶ月でパートナーと出会い、お付き合いして2ヶ月で婚約しました。

もちろん早い遅いという違いはあるかも知れませんが、実際には時間はあまり関係ないと思います。

本当に大切なことはビビッとくる相性のようなものだと思っています。

もちろん婚活をはじめて3ヶ月くらいの頃は、活動自体が辛いと感じる時期もありましたがやめようとは思いませんでした。

私の場合は、結婚カウンセラーの方から言われた「愛のある厳しい言葉」がポイントだったと思います。

自分中心だった考え方から、相手を含めての考え方に変われたことが結婚に繋がったのだと思います。

誰にでも訪れるチャンスを逃さないで欲しいと思います。

担当カウンセラーからの感想コメント


S様がご成婚されたポイントは、

  • 愛する人と結婚して家族を作りたいという強い思いがあった。
  • アプリで失敗し、効果的に婚活ができる結婚相談所を選択した。
  • 婚活がうまく進まない状況を結婚カウンセラーに素直に相談した。
  • 結婚カウンセラーからの厳しい言葉で自分の考え方を改めた。
  • 自分中心だった考え方から相手を含めての考え方に変われた。

といった点だったと思います。

S様は婦人科の病気を抱えながら婚活に挑み、肉体的にも精神的にもとても大変だったと思われます。

また結婚カウンセラーからの厳しい言葉をポジティブに受け入れ、それを実行していった人間性はとても素晴らしく、お相手のパートナーもそんなS様の人間性に惹かれたのではないでしょうか。

ご成婚、本当におめでとうございます。

お二人の末永い幸せを心より願っております。